2022/10にパーソナリティ研究で新たな論文が公開されました!喜入暁・松本昇 (2022). 短縮版多次元衝動的行動尺度日本語版(SUPPS-P-J)のさらなる妥当性の検証 パーソナリティ研究, 31, 112-121. doi:10.2132/personality.31.2.5
※こっから自慢ですあしからず※
海外の衝動性測定尺度の日本語版を開発をしたよという論文です。
実はすでに大学生対象に使えることは確認済みなのですが(Kiire, Matsumoto, & Yoshida, 2020, Supplementary Materials)、一般成人対象で使えるかどうかの検証(妥当性検証) がなされていなかったので、それを検証しました。もちろん、一般成人対象でも使えそうです。
衝動性を測定する尺度はこれまでいろいろ提案されてはいるのですが、今回の尺度の特徴は、情動の揺れに付随する衝動的傾向(アージェンシー)を測定する点かなあと思います。
焦ってると後先考えない行動とっちゃう(ネガティブアージェンシー)とか、ハイテンションになってる時に後先考えない行動とりがち(ポジティブアージェンシー)とか。
この論文は尺度作成論文としては非常にエキサイティングなもので、下位尺度間の弁別的妥当性をきっちり示せたのが地味にスゴイと思っています。
HARKing疑われるくらいきれいに仮説を支持しましたが、きっちり理論的に仮説を立てれば、ちゃんと使える尺度ならちゃんと応えてくれるんだなって思いました。
尺度作成論文のお手本にして欲しいくらい!笑とはいえ実際の行動データとか生理指標とか取ってるわけではないし、モデル適合度もすごくいいわけではないので、調子乗るなよとは思ってますが。
ついでなのでいろいろ付加情報のリンクを載せておきます。
ちとせプレス記事
パーソナリティ心理学会心理尺度の広場2022年度
日中火曜心理学研究会 2024年 日本語版一般的研究用心理学尺度索引
尺度は私のHPに載せてあるので、使用に許可などは不要です。
こういう公の場でこんな自慢してるの、衝動性大高ナルシの典型例よね笑
ただしこれ以降1stでの論文がないという、、、笑